笑っていいとも!の終了が決まったらしい。

樋口毅宏「タモリ論」によれば、
どんな人にも「タモリブレイク」は訪れるらしいけど、
僕の「タモリブレイク」は2000年ごろのいいとも!水曜日だった。
特にタモリ×爆笑問題×東野幸治のハーモニーが絶妙だった。

タモリ論 (新潮新書)
樋口 毅宏
新潮社
2013-07-13


爆笑の太田が空気を読まないというか、
空気を敢えて外していく奇行を突然かますやいなや、
東野の食い気味なツッコミが入ってひと笑い。
すると、負けず嫌いなタモさんが奇行をかぶせる。
それにも「これしかない」って感じの鋭いツッコミが東野から入る。
またひと笑い起きたところで終わるかと思いきや、
さらに太田が奇行を…という感じでボケのアンサンブルは延々と続き、
むだに時間を潰していくさまが最高によかった。

東野はタモさんを最高に活かすツッコミができる数少ない芸人のひとりだと思う。
タモさんはいつもどこか俯瞰してものを見てるところがあるけれど、
東野が出てる回は思い切りボケ役を楽しんでいるように見えた。
その後、東野はいいとも!を卒業し、タモさんがハメを外すことは格段に減った。
僕の目にはタモさんの姿が、どこか淋しさを帯びているように見えた。

僕のいいとも!はそこでひと区切りがついた。

それからのいいとも!はどんどん変わっていく。
オープニングでのタモさんの歌はなくなり、
「そうですね〜」のくだりはなくなり、
ついにはテレフォンショッキングの象徴であるお友達紹介もなくなった。

いいとも!がダメになっていったのは、
東野の卒業だというのはあながち間違いじゃない、と本気で思っている。

いいとも

あーあ。
小さい頃からの密かな夢だった、
テレフォンショッキングへの出演の夢は叶いそうにないなー。