会場である役得で、はてな×LINE×ニフティ・デイリーポータルZ共催
コンテンツマーケティング・セミナー」を立ち見した。

はてな、インフォバーン、バーグハンバーグバーグなど、
おもしろ系コンテンツの最前線で活躍されてる方々の声はもちろん、
実際に出広されたクライアントサイドの声が聞けたのは、
個人的にとても有意義だった。

ものすごく乱暴にまとめるとすれば、2つ。

制作サイドから見れば、ヒットさせるためにいかにユーザー目線に立つか。
出広サイドから見れば、企画の実現のためにいかに覚悟を持って臨むか。
けっきょく最後は「男気」とか「逃げない」みたいな精神論に着地したのが、
身も蓋もなくはあるんだけれど、気持ちがいいくらい共感できた。

ただ、イベントとしては素晴らしいものだったという前提で、
これが一般化されると、それはそれで厄介だなーとも感じた。

名前は伏せるが、最後の質疑応答のコーナーで
登壇者のひとりが放ったひと言にそれは集約される。

「そもそもおもしろくない商品を、
 コンテンツマーケティングだけで
 すべて解決しようとするのは違う」


キッチンドリンキングでほろ酔いなう

僕は広告を考えるとき、恋愛を引き合いにして語ることが多いけど、
今回登壇した人達が作るコンテンツは、
たとえるなら合コンマスターの会話術に近い話だと思う。

ターゲットを合コンに来てくれた女子だと考えると、
今回の登壇者は、女子がおもしろいと感じるツボを心得ていて、
男性陣(=商材)へのいじりもうまい、百戦錬磨の合コンの雄。
なんとか彼の力を借りて、女子にお近づきになるための方法論というのが、
かなり乱暴ではあるけれど、今回の話の本質だと思う。

彼らがおもしろおかしくいじってくれたあとが、
本当の勝負だってことを忘れてはいけない。

その場はみんな盛り上がって、連絡先を交換できたとしても、
そこから先を決めるのは、人間力(=商品力)。
いじられることは、仲良くなるきっかけであって、
ゴールインまで持って行くのとは、また別の話なのである。

じゃあ、非モテには夢も希望もないのかってなるかもしれないけど、
非モテには非モテなりの戦い方だってあると思う。

世の中にはおもしろい人が好きな女子もいれば、
朴訥なんだけど誠実な人が好きな人もいる。

セミナーはこれからも続きそうだし、
通りすがりの谷口Pに「次回は出てください」という、
本気なのか社交辞令なのかよくわからない誘いも受けたので、
機会があればそういう話にも切り込んでいきたいなーと思いつつ、
そうなったらそうなったでめんどくさいかもしれないなー。