超共感する記事を読んだのでご紹介。

出版不況が続くのに、編集者が生き残るワケ
多くの企業は広告のほかに、SNSやアプリなどを使って、さまざまなことを試みていますよね。お客さんに自社の商品を買ってもらおうとしているのですが、そこには巧みな「ストーリー」が必要です。なので、いま多くの企業で編集者を必要としていくと思うのです。
デザイナーはクルマや家電製品……といった感じで、たくさんのモノをデザインしてきました。そして社会や街もデザインするようになりました。
 デザイナーが歩んできた歴史のように、編集者も「企業を編集する」「街を編集する」「社会を編集する」時代になると思っています。
人々の生き方が多様化し、
情報の圏域が断片化すればするほど、
人と情報をつなぐ「物語」を紡ぐスキルはますます必要になると思う。

Facebookでも同じようなことを書いたが、
例えば複数のプロダクトを持つ企業のサイトは、ただ個々に存在するだけで、
もったいないなーと感じるのものが多い。
事業部が違うために横断でサイト構築するのが難しいという事情もあるのだろうが、
UI改善も含め、全体設計を考えてどうメッセージを出すかというのは、
これほど多様化してるからこそ必要だと思うのだ。

そんなことを考えていたら、
先日ソフトバンクが自社サイトを統合した
こういうニーズはますます高まっていきそうだと感じている。
(残念ながらいい編集とはまだ言えないかもしれないが…)

編集者はそれぞれの哲学のもとで、
人々が少しだけ幸せになるための情報をデザインすることに日々普請しており、
アウトプットに対して、人々がどう反応するかをつぶさに観察している。
そのやりとりの中で「時代性」をつかんでいく。

時代性をつかんでいないと、いい物語は紡げない。
人々が何に感動し、何に心惹かれるのかはそのときどきで変わるからだ。
その「嗅覚」は媒体を運営し続けないとなかなか磨かれない。

いまほとんどの編集者は媒体に所属して日々編集を行っていると思うが、
ひとつの媒体から複数の媒体へ、
そして複数の業種、領域にまで視野を広げてみればいいと思う。

ブランドのキーメッセージづくりから、
スポーツ球団の広報戦略やプロダクトの新規開発、
果ては街づくりなどの政治的なプロジェクトにいたるまで、
編集を必要とする領域はきっとこれからも拡大していくはず。

紙は苦しい、WEBは稼げないと、
編集者にとって暗いニュースばかりが目立つ昨今だが、
編集者の未来は本気で明るいと考えている。