rank

同僚たちが「ビジネス・経済(総合) > IT系」というレッドオーシャンでしのぎを削る中、その隣の「ビジネス・経済(総合) >マスコミ」というブルーオーシャンで悠々自適の生活を送っている@sakucchiです。勝てない勝負はしないのだ。

さて、「ほしいものがほしい」なんてコピーが25年以上前に生まれているほど成熟した市場を持つ日本では、見渡す限りがレッドオーシャン。商品のコモディティ化は進み、明快な差別化ができないために広告も効きづらい。でもやっぱり売らなきゃいけないから、ある程度広告は打たないといけない。

わかります。そうそう画期的な商品なんてできるわけないし、ひのきの棒でレッドオーシャンに挑んでいることはわかりつつも、ひょんなことから会心の一撃が出ることを期待したくなる気持ち。

しかし残念ながらそんな一撃が出ることはない。

他より○円安い、有効成分が○mg多い、アフターケアも充実、などなど(一見して)小粒な攻撃を繰り出しても勝てる見込みがゼロなのは明らか。

普通の人は新しいことに億劫。現状維持が一番いいわけですから。

img56804377
楽天に売ってたひのきの棒(!)

じゃあどうすればいいのか。ひのきの棒しか持ってないなら、腕力がなくても攻撃できる「魔法使い」にジョブチェンジするしかない。

僕もその辺はまだ模索中ですが、「純粋想起の獲得」「価値のすげ替え」について考える必要はあるかなーと。

コモディティ化の進んだ業界の商品は、それが必要となったときに「あの会社(ブランド)から買おう」って思ってもらうことが重要で。

その辺はライフネット生命なんかがうまいなーと思いますが、保険もコモディティの進んだ業界。商品が複雑なこともあって、純粋想起されるブランドにするのが非常に重要だと思います。

「ライフ♪ネット♪生命♪」というジングルが特徴的なCMでは、広いリーチで名前と特徴を覚えてもらい、ネットでは面白系の広告を定常的に行なって「あの会社おもしろいなー」というイメージ戦略を行い、一方で商品理解が進むような企業サイトを構築しておき、いざ必要になったときに検索してもらったあとでうまく成約につながるように工夫している。

単発の広告で少しでもいいことを言おうとして、小粒のメリットを並べ立てるんじゃなく、中長期的に捉え、適切なメディアに適切なメッセージを載せるという全体設計できる発想が必要だと思うわけです。

まー、クロスメディアなんて言葉がもてはやされた時から、こんなことはとっくに言われているわけですが。

さて、長くなっちゃったのでもうひとつの「価値のすげ替え」については、また別の機会に。