貴重なGWの1日を、大学寮時代のプチ同窓会で飲み過ぎて翌日潰してしまった@sakucchiですこんばんは。

今回はまったくの肌感で裏付けも何もない話であることを前置きしておきますが、結論から言うと、今年くらいから「煽り系のタイトル」を、ネットで見かけることは少なくなるんじゃないかな、と予想しています。

理由は「クリック損」の体験が、マスのレベルで浸透してきたように感じるから。

ちょっと前に話題になったバイラルメディア、次々と現れる新興のWEBメディア、ブログやまとめも含めたCGMサービス、メディアに馴染む形の広告であるネイティブアドなど、数年前に比べて「タイトルのプレイヤー」はケタ違いに増えています。

一方でユーザー側はというと、スマホの普及もあって、朝も夜も関係なく、SNSに流れてくる記事を読む機会が増え、これまた「タイトルへの接触頻度」は格段に上がりました。

そこで、何かが、はじけました。

共感を誘おうとする言葉が嫌われ始めた

自分の関わってるいくつかのメディアで言うと、数字の伸びるものの傾向がゆるやかに変化してきています。

このブログでも書いたように、2013年当時は「具体的」で「断定的」で「動詞的」なものが伸びる傾向にあったんですが、最近は「動詞的」なものの伸びが相対的に鈍化しているように見ええる。

読まれる記事にするための、タイトルのつけ方2013年度版 - 焼きそば生活

その理由を僕はこう考えています。

タイトルのプレイヤーが増えたことで、クリックの奪いあいが日々加速。見る側の共感を誘いやすい動詞的なタイトルは、クリックされる傾向が高いので多くのプレイヤーが使うようになった。

そうして動詞的なタイトルはひとつのトレンドとなり、どんどん過剰になっていきました。

特に「~がスゴい」「~がヤバい」「~すぎる」「~が話題」などが分かりやすいと思いますが、こういうタイトルのものって、実際そうでもないものも増えてきている。

○○な猫がかわいすぎる!なんて言われてクリックしてみたら、「うーん…まあ、かわいくなくはないけど、言うほどかなあ。。」みたいな体験って誰かしら覚えがあるのではないでしょうか。

これが冒頭に述べた「クリック損体験のマス化」です。

情報の出し手と受け手は、お互いに影響しながらリテラシーを上げていきます。クリック損をいくつか経験したことで、「この記事は少し盛ってるな」という受け手の目利き力が上がってきたように思うのです。

そしてタイトルは次のステップへ?

10年ほど前。まだ、いまほどWEBに記事があふれてなかった時代は、どちらかというと「名詞的」なタイトルが多かった。いまも残ってるテキストサイトや初期のブログなどを見るとわかります。

そしてSNSが浸透するにつれ、先に述べたように「動詞的」なタイトルが増えていきます。ただ、その副産物として、「名詞的」な時代には起こりにくかった「扇情的」なタイトルも多く生まれ、ユーザーから煙たがられるようになった。

情報の出し手は、受け手に嫌われてしまうと商売上がったりですから、おそらくこれからまた違うタイトルワークをせざるを得なくなってくるはずです。

僕はこれまでの「具体的」「断定的」「動詞的」に加えて、「正直」「シンプル」というのが、今年以降のタイトルに必要なポイントじゃないかなー、とぼんやり考えています。



ところで篠崎愛ってそんなに興味なかったんだけど、最近色気がぐっと出てきましたね。