僕はあまり走るのが速くない子どもでした。子どものころから負けず嫌いだったので、がむしゃらに走りはするものの、かけっこではいつもビリ。いっちょまえに悔しさでよく泣いていました。

20160127

ずいぶん大人になってから、足が遅い子に走り方を教えて速くするトレーナーを紹介する番組を見て、はたと気づきました。

ああ、僕は走るのが遅かったのではなく、走りかたを知らなかったのだな、と。

正確に言うと、早く走るための、「脳の動かしかた」を知らなかったのだと。

野球の素振りを同じ1000回やるのでも、がむしゃらにバットを振るのと、自分の体の動かしかたを意識しながらバットを振るのでは、その技術の向上には大きく差が出ると思います。

あの頃の僕はただ悔しくてがむしゃらに走るだけで、脳と身体がリンクしてなかった。

大人になってクリエイティブな仕事をするようになり、やがて人にそれを教えるようになって、改めてその時の感情を思い出します。

ああ、もの作りでつまづく人は、もの作りに必要な脳の動かしかたをしていないのだな、と。

もの作りのトップランナーたちは決してセンスだけでものを作っていません。それぞれがそれぞれに経験に裏打ちされた論理や技術がある。

そうでないと安定してヒットを飛ばすことができないからです。

仕事として生業にする以上、たまのホームランではやっていけません。どう身体を、脳を動かせばいいのか。ヒットの再現性を高めるために、論理的に技術を磨いているからこそ、ヒットメイカーであり続けるのだと実感します。

もの作りは技術が8割。

安定してヒットを飛ばし続けるために、日頃からどう素振りをするか、何本素振りをするか。

最近、若い人たちに教える機会があれば、まずそこから話をしています。

その技術を学びたい!という方がいらっしゃいましたら是非こちらまで。
メディア編集・アライアンス
【LINE NEWS】【NAVERまとめ】【livedoorニュース】
http://linecorp.com/ja/career/position/515


アルバイト枠もあります。
編集スタッフ【NAVERまとめ】
http://linecorp.com/ja/career/position/47


今年もよろしくお願いします。