きょうは学生の時に衝撃を受けた映画、市川崑監督の「四十七人の刺客」をご紹介します。

市川崑監督といえば「八つ墓村」や「犬神家の一族」などで有名ですが、タイトルバックでクレジットを直角にするという、当時にしてはスタイリッシュな編集手法は、エヴァンゲリオンの庵野秀明監督にも影響を与えたとも言われています。

とにかく美しい映像を作る監督なんですね。

で、その中でも一番美しいなあ、と思ったのがこの「四十七人の刺客」。どの画面を切り取っても、写真家の作品のような絶妙な構図で、開始10秒で心を掴まれてしまいます。

審美眼、というのも編集者には必要なスキルだと思ってまして、この映画はその意味でも非常に勉強になると思います。Amazonプライムビデオでレンタルできることを発見したので、まだ未見の方はぜひ。



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